ダイエットの方法>基礎代謝を簡単にアップさせるコツ

有酸素運動は脂肪の燃焼に効果的ですが､基礎代謝量を高め､太りにくい身体を作るのには筋肉量が肝心です｡
同じ身長･体重でも､脂肪が少なく筋肉量が多い人のほうが基礎代謝量が高くなり､消費ｴﾈﾙｷﾞｰ量も多くなります｡

筋力UPには無酸素運動でﾄﾚｰﾆﾝｸﾞします｡おもに瞬発力を利用して行う運動､たとえば重量挙げや短距離走など､
瞬間的に息を止めて行う運動のことです｡この運動は､酸素を吸わないかわりに筋肉が体内の糖質をｴﾈﾙｷﾞｰ源として消費します｡

このため､無酸素運動 のもう1つの重要なﾎﾟｲﾝﾄは､筋力をｱｯﾌﾟすることで､普段からこの糖質が消費 されやすい体に変わるということです｡
これを基礎代謝が高まるといいます｡

加圧トレーニングを取り入れて
無酸素運動で最近注目されているのは､｢ｽﾛｰﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ｣という､ｴｸｻｻｲｽﾞ中の動作ｺﾝﾄﾛｰﾙを徹底した､反動を使わないﾄﾚｰﾆﾝｸﾞで､かつﾄﾚｰﾆﾝｸﾞﾒﾆｭｰ全体の密度を濃くしたものです｡

従来のﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ方法ではｽﾋﾟｰﾄﾞ､負荷の増大に伴って筋肉はもちろん腱､靭帯などの関節組織､神経系にまで大きなｽﾄﾚｽがかかり､かつ効果が出るまでに時間がかかりすぎる場合がありました｡
しかし､ｽﾛｰﾄﾚｰﾆﾝｸﾞでは関節組織にｽﾄﾚｽをかけすぎることもなく､また少ない回数､短い時間でより高い効果を望むことができます｡

ひとつひとつの動きをゆっくりと行うことで､筋肉を効果的に鍛えられる手法のｽﾛﾄﾚを行うと､筋肉は大量の乳酸を発生し､大きな負荷をかけられたと勘違いします｡
乳酸には､体脂肪を分解する｢成長ﾎﾙﾓﾝ｣の分泌を促すという特徴があるので､乳酸が多く発生すれば､それだけﾀﾞｲｴｯﾄ効果も上がるということになります｡

ｽﾛﾄﾚは､一回の動作を6から45秒くらいかけてゆっくりと行い､文字通り､ｽﾛｰな動作で行うﾄﾚｰﾆﾝｸﾞです｡反動を使わないで､筋肉にじわじわと刺激を与え､限界まで追い込むので､実はかなりきついﾄﾚｰﾆﾝｸﾞです｡
筋肉に急激に大きな負荷をかけるのではなく､筋肉の端から端までをじっくり使うｴｸｻｻｲｽﾞなので､筋肉が大きくならないので､女性のﾀﾞｲｴｯﾄには最適です｡